新緑が美しい善法律寺・2025年

4月下旬に京都府八幡市の神應寺に参拝した後、南に約15分歩き、善法律寺(ぜんぽうりつじ)を訪れました。

善法律寺は、八幡市の紅葉寺として知られており、境内に多くのカエデが植えられています。

カエデは、紅葉だけでなく新緑も美しく、4月から5月にかけて境内全体が黄緑色の空間になります。

今回、善法律寺に参拝したのは美しい新緑を見ることが目的であります。

どこを見ても黄緑色

善法律寺には、京阪電車の石清水八幡宮駅から南に約15分歩くと到着します。

入り口にやって来ると、青空の下、黄緑色になった木々が爽やかに出迎えてくれました。

入り口

入り口

門前の枝垂れ桜も、すっかり黄緑色。

山門をくぐって参道へ。

参道の左右に植えられたカエデが枝を伸ばし、頭上には新緑の屋根ができていました。

参道の新緑

参道の新緑

参道全体が黄緑色の空間になってますね。

数年前に参道の北側に造営された庭園も、緑がいっぱい。

北側の庭園

北側の庭園

まだ、背が低いカエデが多いですが、いずれは、こちらも新緑の屋根ができるほど生長することでしょう。

庭園には椿も植えられており、足元にたくさんの花を落としていました。

散椿

散椿

春になると、落花した椿をよく見かけます。

境内を南に向かいます。

黄緑色の世界

黄緑色の世界

カエデの若葉が太陽に照らされると、黄緑色がより美しく感じます。

池のほとりでは、ツツジが咲き始めていました。

ツツジ

ツツジ

対岸で咲いているため、近くに寄って観賞することはできません。

ツツジは5月上旬には見ごろになっていそうです。

それでは、本堂にお参りをしましょう。

本堂

本堂

本尊は、かつて石清水八幡宮に祀られていた八幡大菩薩です。

本堂の周りも新緑がきれいになっていました。

足元のコケの黄緑色も、みずみずしいですね。

太陽が照らすカエデの若葉は、透き通るような黄緑色。

きらめく新緑

きらめく新緑

このような透明感のある黄緑色は、この時期だけしか見られません。

カエデの若葉の先には、赤いプロペラ状の種子もたくさん付いていましたよ。

境内の西側にそびえる男山の斜面では、藤も紫色の花を咲かせていました。

男山の藤

男山の藤

男山の藤はとても大きく見ごたえがあります。

駅から善法律寺に向かう途中も、山肌に藤が見られましたよ。

駐車場から眺める境内。

青空と新緑

青空と新緑

善法律寺では、この景色が最も好みです。

青空の下、男山と境内の緑が初夏らしい爽やかな風景を作り出していました。

善法律寺の新緑は5月いっぱいは楽しめそうです。

これから暑くなってくると、カエデの葉が徐々に濃い緑色になっていきますから、黄緑色の世界を楽しむなら5月10日までには訪れた方が良いでしょう。

この後は、善法律寺に新緑を見に行きます。

なお、善法律寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。